
今日本は空前のペットブームだと言われています。少子高齢化が進んだ先進国ではペットを飼育する傾向が強まるようです。2010年の日本の統計では新生児の出生率よりも登録されているペット数の方が約6倍も多くなっています。これはペットブームに加えて、ペットの長寿化も要因の一つだと考えられます。
ペットが長寿化すると言うことはペット全体を取り巻く環境が大きく変化していることもあらわしています。それはペットフードの改良や屋内で飼育されるペットの増加に加え、ペットに対する医療技術の向上も大きな原因です。しかし、ペットにとってこういった環境の変化が良いことばかりをもたらせたわけではありません。ペットの治療費は飼い主さんが100%負担することになります。
今、動物病院に行けば人間とほぼ変わらないような検査を受けることが出来ます。小さな動物病院でも超音波検査は普通に出来るようになりましたし、必要があればCTやMRI検査を受けることが出来るようになりました。
白内障のペットには(犬、猫のみですが)眼内レンズ挿入術を受けることだって出来ます。しかしその為の治療費は莫大な費用が掛かってしまいます。ペットの高齢化はがんへの罹患率を上げることになったという専門家も居ます。
ペット用の抗がん剤はとても高価な為、がんに掛かったペットに十分な治療を受けさせてあげることが出来なくなってしまうケースもあるのです。また医療機関によって治療費に大きな差があるのも事実です。ペット保険はこのような社会背景の中で生まれました。
一般的な総合型保険の場合、50%の医療費負担をペット保険がしてくれます。今やペットは家畜から家族の一員となりました。大切な家族の一員が病気や怪我をした時に適切な治療が受けられるようにとペット保険の需要は年々高まっています。