
空前のペットブームはペットを取り囲む環境を大きく変えて行くことになります。もはや日本人にとってペットは家畜では無く大切な家族の一員としての認識が定着しつつあります。しかし、残念なことにペット数の増加とともに保健所に保護され薬殺処分されるペットがあとを経たないという現実もあります。
ペットを飼うということには一つの普遍な事実があります。それはいつの時代も「命を預かる」と言うことです。犬や猫は古くから人間と共存してきました。エジプトのピラミッドの壁画には玉座の脇に猫のレリーフが描かれています。
また日本を代表する柴犬の柴と言う言葉は古代の日本語で小さきものを意味する言葉です。縄文時代の資料にはは既に人間が犬と共同で狩りをしている絵が残されていることが伺えます。この様に古くからペットは人間とともに歩んできた大切なパートナーだったのです。現代ではペットのことをコンパニオンアニマルと呼んでいます。
コンパニオンとは大切な仲間を意味する言葉です。ペットは人間よりも速く年を取り、死んで行きます。かつては他人をさげすむときに「犬畜生」という言葉を使うことがありましたが、犬だって病気になれば辛い思いをするし、傷つけば血を流すのです。
しかし彼らは無償の愛を飼い主に注いでくれます。あなたよりも遥かに速いスピードで人生を駆け抜けるペット達の命を守れるのは飼い主であるあなただけなのです。ペットにとってあなたは自分の存在全てに等しいのです。したがってあなたがペットを受け入れると言うことはペットの命の全責任に対する義務を果たさなければならないことを意味しています。幸いにしてペットブームはペット医療を日進月歩で進化させてくれています。
適切な治療を受ければペットの病気の多くは治療や予防が可能となりました。しかし治療費の面では人間のように健康保険が使えません。任意で入るペット保険のみが飼い主さんの治療費の負担を軽減させることが出来るのです。愛するペットはあなたよりも早く旅立ちます。旅立つ前には様々な病気が発症してきます。その時飼い主としてあなたを頼り、愛してくれたペット達に適切な治療を受けさせてあげるのは飼い主として当然の義務であると筆者は考えています。