
犬は口と肛門などが地面に近いところにあり、また地面に落ちているものを口にする習慣があることに加え、直接地面に接したところをなめてきれいにしようとする習性があるので寄生虫をもらうことが多いのです。
犬の消化器官に寄生する寄生虫は殆ど人間に寄生することはありませんが、稀に唾液などを媒介として人間にも寄生するものがあります。便の中に寄生虫を見つけたらまずは慌てずに速やかに動物病院に相談しましょう。
駆虫薬で十分に下すことが出来ます。犬はまれに糞食いと言う行動をとることがあります。このとき便に含まれた犬鉤虫(いぬこうちゅう)の卵を一緒に食べる事で感染することが多いのですが、犬鉤虫症の中には皮膚を食い破り体内に侵入するものもいます。
腸内に入り込んだ犬鉤虫はおよそ3週間で卵を産み糞便に混じって排泄されます。数日で自然と下されることもありますが、見つけたら出来るだけ早いうちに動物病院から駆虫薬をもらうのが良いでしょう。潔癖症の飼い主さんの場合、寄生虫を見つけると犬に厳しく接する場合がありますが、決してこのようなことはしないで下さい。
それよりも犬の習性をよく理解して普段から口移しでおやつをあげたり、唇の周りをなめさせないように褒めてしつけることが大事です。万が一人間に感染するタイプの鉤虫であっても同じように駆虫薬で十分に退治することが出来ます。(飲む薬はもちろん人間用です)特に子犬のうちはなんにでも興味を示すので拾い食いの癖がつかないように十分にしつけてあげてください。