
最近は犬にもうつ状態があるという報告が挙がっています。特に飼い主さんの長期不在によるコミュニケーション不足は犬の精神状態にとって大きなダメージを与えてしまいます。もし、飼い主さんの出張や入院などで長期間犬とのコミュニケーションが取れない状態がやむをえなくなった場合には周囲のサポートが必要になってきます。
出来るだけ、飼い主さんの匂いがついたものや大好きなおもちゃなどを留守の間預かってくれる施設や知り合いに頼んでおき、寂しがらないようにする工夫が必要です。また可能な限り電話などで声を聞かせてあげるようにしましょう。そして帰宅した時にはいつもよりも沢山犬に声をかけて遊んであげてください。
犬や猫を毎日観察していると分かることですが、彼らは非常に繊細で感情の起伏が激しい生き物です。また感情がストレートなので寂しい気持ちを抑えることが出来なくなり、攻撃的になったり、無気力な状態に陥ったりします。野生動物の場合、無気力は死へと繋がってしまう場合も多いものです。犬や猫は人間と共存することで絶滅を逃れてきた種ですが、野生の本能も残されています。
心は人間だけのものではありません。すべての動物が持っているものです。また飼い主の感情を汲み取る感受性も強い動物が犬という動物です。あなたと会えない、かまってもらえないという負の感情に支配されないように、愛情をたっぷりと注いであげてください。人間と同様ペットのうつ病も治療には長時間かかってしまうものです。ペットとの心の会話は絶やさないように心がけましょう。