
犬の皮膚は皮脂で覆われています。この皮脂をシャンプーやブラッシングで取り過ぎると外部の刺激に対してアレルギーを起こしやすくなります。また生まれつきアレルギー体質でアトピー性皮膚炎を抱えている子犬が非常に多いのです。
人間の場合、アトピー性皮膚炎の原因因子として胎児の時の母親が食べた食品添加物によるものがあると指摘する専門家もいます。多くの場合アトピー性皮膚炎の後天的な理由については不明な点が多いのでこの説には信憑性があるような気がします。
犬や猫についても人間と同じような原因因子があってもなんら不思議ではないので、繁殖家の人は妊娠中の犬の食事には気をつける必要があるかもしれません。またアレルギーは皮膚だけでなく呼吸器にも発症することがあり、気管支喘息や都心部では花粉症の症例も報告されています。犬にはアトピーなどの皮膚炎を起こしやすい犬種があります。柴犬やシーズー、ゴールデンレトリーバー、シェルティーなど人気の犬種も含まれています。
中でもゴールデンレトリーバーの場合は特定の栄養素が不足しがちな犬種なので注意が必要です。きちんとダニやノミの駆除をしているにも関わらず、頻繁に体を掻いたりなめたりしている場合にはアトピー性皮膚炎の可能性があります。
掻いて傷がついた所が感染を起こし、症状が広がると全身の毛をそってエリザベスカラーをつけてなるべく犬がなめたり触ったりしないような治療をしなければなりません。しょっちゅう痒がる犬の場合は直ちに動物病院に行ってみてあげてください。また先述したとおりシャンプーのしすぎは犬にとってはマイナスです。月に1度を目安に行うようにしましょう。
またアレルギーを引き起こしやすいのは犬に寄生するノミやダニだけではありません。ハウスダストに含まれる家ダニなどもアレルギーの原因因子となるので掃除をマメにして部屋を清潔にしてあげましょう。