
猫は出入り口を作ってあげると勝手に外にでてしばらくするとキチンと帰ってくる動物です。したがって日中は自由に外を出歩かせている飼い主さんも多いと思います。野生の猫は元々単独で行動し、非常に縄張り意識の強い動物でもあります。
また肉食の哺乳類の中では最も優れた身体機能を持った動物だといわれています。そのハンターとしての資質はペットの猫にも潜んでいます。自分の縄張りに入ってきた他の猫の事を威嚇し、時に激しい縄張り争いを展開することもあります。猫には牙の他にも鋭い爪という武器があります。これで引っかかれるととひとたまりもありません。猫の爪は犬よりも鋭く、簡単に相手を傷つけることが出来てしまいます。
したがって自由に外を出歩かせている猫の場合、帰ってきたときにどこか傷がついていないか一通りチェックすることを忘れないで下さい。傷口が化膿して重大な感染症を引き起こし、命を落とす猫も少なくないのです。また噛み合いによるけんかは先の章で取り上げた猫エイズの感染リスクとなります。また猫は狭い通りを好んで縄張りにします。
したがって、傷を負ったまま生ゴミの間や不潔な通りを通って帰ってくることで様々な雑菌やウィルスに感染しやすくなるのです。猫が外遊から帰ってきたらブラッシングを必ずする習慣を身につけるようにしましょう。ブラッシングは軽く丁寧に全身の毛の根元に空気を送り込むようにして行います。
こうすることでダニやノミによる感染も防ぐことが出来、血行を促進して皮膚や被毛のつやもよくなり抵抗力がアップします。猫は手入れがいらないから楽!なんてことは決して無いのです。愛情もって日頃からよく観察し、ケアしてあげてください。