
子猫や老猫の場合、免疫力の低下からのみやダニによる皮膚炎を起こしやすくなります。また猫が好む場所は狭い場所が多く、家の中で猫が好んで入るようなベッドやソファーの下、テレビの裏などは特にダニが多い場所です。
ダニによる毛包炎を引き起こすと脱毛などの症状が見られます。また放置しておくと毛包内には角化物の栓が詰まり、フケが大量に出るようになってのう胞も見られるようになります。引っかいて出来た傷から細菌が入り込んで感染症を引き起こすことなどもありのでしきりに痒がるようなことが無いかよく観察してあげてください。
治療は薬浴や局所薬剤の塗布、抗生剤の投与などを行いますが、予防の為にしておきたいのは1日に1度はブラッシングをして毛穴を清潔に保つことです。特にダニが大量発生する梅雨時から秋口にかけては1日に数回、軽くブラッシングして毛穴に風を通すように心がけましょう。
またこの時期のダニをそのままにしておくとダニの死骸や糞を吸い込んでしまい気管支炎や気管支喘息になってしまったり、アトピー性皮膚炎になる可能性もありますので、掃除と換気をこまめに行うことを忘れないで下さい。
ブラッシングをする際は力をこめてごしごしやってはいけません。根元に風が行くように軽く丁寧に全身をくまなくブラッシングすることが重要です。このときドライヤーを使うのはお勧めしません。皮脂のとりすぎは皮膚から潤いをなくし、毛艶も悪くなってしまうからです。長毛の猫を飼っている人は大変ですが、毛がからまるとダニの繁殖に好都合な環境になってしまいますので特に意識してブラッシングをするようにしてください。