ペットが掛かりやすい病気・猫編 肥満

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ペットが掛かりやすい病気・猫編

肥満

猫は本来、自分にとって必要なカロリーしかとらないために肥満とは無縁です。そしてペット化した猫もカロリーの低い餌の時は沢山食べ、カロリーに高い餌の場合は少ししか食べません。

これは野生時代から連綿と受け継がれてきたハンターとしての能力が遺伝子に刻み込まれているからです。ハンティングを確実に成功させるために太りすぎもしない、やせすぎもしないようにカロリーをコントロールする術を身に着けていたのでしょう。

しかし人に飼われるようになり餌の心配が無くなり、中々屋外にも出られなくなった最近の都会の猫達は蓄積されたカロリーを時々コントロールできなくなるようです。コントロールを失う一番の理由は避妊手術にあると考えられています。

哺乳類はホルモンバランスを崩すと太りやすくなる傾向があります。そしてホルモンバランスの崩れによる肥満傾向は雌猫よりも雄猫に顕著なようです。そしてどんな猫でも身の危険を感じない限りは一日の大半をあまり動かずに過ごします。そして肥満によってますます運動能力が低下して動かなくなってしまうという悪循環を招いてしまいます。

猫のような優れたハンター能力を持つ動物にとって肥満は人間以上に大敵です。肥満は他の病気で副腎皮質機能亢進症などを引き起こし、内分泌系の病気が原因となる場合もあります。食欲が非常に旺盛だというわけでもないのに肥満傾向にある猫の場合は内分泌系の疾患を疑う必要があります。

太ってころころとした猫は可愛いものですが、決して猫自身にとって良いことではありません。避妊手術は野良猫を増やさないためにも不可欠ですが、猫の肥満は飼い主の責任だといっても良いでしょう。医師と相談の上適切なダイエットを行い体重管理に努めるようにして下さい。

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